いつもアニメやマンガのディープな話で盛り上がってるこのスペースやけど、今回はマジでアドレナリン全開の話題。タイトルからバレてる通り、映画「ひゃくえむ。」をこの間、地元のシネコンで観てきたんよ。もう、スクリーンから響く足音と息遣いが体に響いて、終わったあとしばらく席から動けへんかったわ。魚豊のデビュー作がアニメ映画化、100m走の情熱と狂気を描いたスポーツストーリー。原作ファンも初心者も、劇場の大画面でしか味わえん臨場感! ワイの体験談たっぷり混ぜて、ネタバレ控えめに感想ぶちまけていくで。まだ観てないヤツは、チケット即ゲットせな損やで。心の準備、しとき!
ワイ、魚豊の作品にはどっぷりハマり込んでんねん。「チ。―地球の運動について―」で手塚治虫文化賞取った天才のデビュー作『ひゃくえむ。』、講談社から出た時、単行本全5巻一気読みして「こいつ、スポーツ漫画の常識ぶっ壊すわ」って震えたわ。完結後も熱狂的なファンが続出で、2025年9月19日公開のアニメ映画化ニュース出た瞬間、ワイのタイムラインが大炎上。主題歌がOfficial髭男dismの「らしさ」ってのも胸熱で、公開前からソワソワ。ワイみたいな30代の元陸上部員が、こんなにワクワクするなんて、久々や!
公開初週末、ワイの映画館エピソード:足音の振動で過去のトラウマ蘇ったわ
ほな、早速ワイの観賞体験からいくで。9月21日の土曜、朝イチの回狙って大阪の梅田ブルグ13に突撃したんや。電車ん中で予告編のYouTubeループしてたら、隣の高校生が「松坂桃李の声、ヤバくね?」って友達と興奮してて、ワイも「染谷将太の小宮、狂気どう出るか楽しみやわ」って混ざりたくなったわ。チケットはオンラインでDolby Atmosの真ん中席確保。劇場入ったら、学生から大人まで幅広い客層で、原作持ったガチ勢もチラホラ。ポップコーン片手に席着いたら、後ろのオジサンが「チ。から追ってるんや」って声かけてきて、ワイも「魚豊の心理描写、アニメでどう膨らむかドキドキや」って即盛り上がり。空気自体がスタートラインの緊張感やったな。
上映スタートの瞬間、暗闇に響く号砲みたいなBGMで体がビクッ。106分の短めランタイムやのに、1秒も息つく暇なし。ワイ、ポップコーン完全に忘れて、拳握りしめて没入。クライマックスの100mシーンで、劇場の低音が床から振動伝わってきて、ワイの心臓バクバク。終わったあと、劇場内が拍手とため息の嵐で、ワイも「すげぇ…走りてぇ」って呟いてたわ。外のロビーでコラボTシャツ買おうとしたら即完売で悔し泣き。家帰って原作読み返したら、映画の余韻で涙腺緩むわ。こんな没入感、ワイの映画歴でトップクラスやで! 公開から1週間で興行収入好調、Filmarks平均4.2点も納得のクオリティ。みんな、劇場で体感せな!
ストーリーの核心:100mの狂気、人生のすべてを賭けたトガシの葛藤
ネタバレ避けつつ、ストーリーざっくり触れるで。小学生時代、全国一位の100mランナー・トガシ(声:松坂桃李)。天性の速さでチヤホヤされるけど、走る情熱ゼロ。そんな彼の前に現れる転校生・小宮(声:染谷将太)。めちゃくちゃなフォームで、死に物狂いで走る小宮に、トガシの心が揺らぐんよ。高校、大学、社会人と時代を跨いで、二人の因縁が100m走を通じて爆発。魚豊らしい心理描写が、劣等感、執念、矜持をえぐるわ。原作の露悪的なエッジがアニメでどうマイルドに? って心配してたけど、映画は大胆改変でリアルさ増してて、むしろ新鮮。
ワイの体験で言うと、冒頭の小学生編の徒競走シーンで、ワイの小学校時代の記憶がフラッシュバック。ワイも陸上部で、足速いってだけでエース扱いされたけど、心のどこかで「これ、俺の情熱か?」って疑問抱えてたんよ。この映画観て、トガシの虚無感がワイの過去に重なって、胸がざわついた。社会人編のプロフェッショナルな戦い、原作の回想多めやのに映画はテンポよくまとめてて、ワイ、息止めて観てたわ。小宮の「現実より辛いことをすると現実がぼやける」ってセリフ、劇中で聞いた瞬間、ワイの仕事のストレス思い浮かべてグサッときた。魚豊の思想が、100mの10秒に凝縮されてて、観終わりのカタルシスがデカい。原作未読のヤツも楽しめるけど、両方味わうと深み倍増やで!
ロトスコープの神アクション:足音と汗の臨場感、劇場で震えたわ
この映画の目玉は、やっぱアクションやろ? ロックンロール・マウンテンのアニメーション、100m走をロトスコープ技法で描いてて、リアルな動きがハンパない。スパイクの地面突き刺す音、風切る息遣い、汗の飛沫… スクリーンから飛び出してくるわ。ワイ、Dolby Atmosで観たから、低音のトラック蹴る音が体に響いて、まるで自分がスタートライン。高校編の雨中レース、作画の美しさと迫力が融合して、鳥肌立ったで。特に、トップスピードの瞬間、歩数カウントの描写が、原作の静止画じゃ出せんダイナミズム。
ワイの個人的エピソードやけど、中学の時、区大会で転んで全国切ったトラウマあるんよ。この映画の転倒シーンで、ワイ、過去の悔しさ蘇って涙目。トガシのフォーム修正のくだり、テクニック説明少ないってレビューあるけど、ワイはそれがええ。根性と精神のぶつかり合いが、魚豊の真骨頂やんか。声優陣も神。松坂桃李のトガシの内省的な声、染谷将太の小宮の狂気、ぴったりハマってるわ。内山昂輝の財津とか、脇役まで光る。アクションの合間の心理戦が、ただのスポーツ映画やない深み出してる。興行ランキング上位なのも、この臨場感のおかげやろな。ワイ、観終わってジム走りに行きたくなったで!
キャラの深みとOfficial髭男dismの音楽:心の葛藤にワイも向き合った
ストーリーの核は、キャラクターの成長や。トガシの「走る意味」探求が、人生のメタファーみたい。原作の暗い性格の背景が、映画で少し青春寄りに改変されてて、ワイは好きやったわ。小宮の執念、仲間たちの支え、みんなの矜持が絡んで、絆の熱さ感じる。魚豊のインタビューで「真理を追求する人でありたい」って話してたけど、それがトガシの旅に滲み出てる。
ワイ、トガシに自分重ねまくったんよ。社会人になって、昔の情熱失くしてルーチンワークの日々。映画の社会人編で、プロの壁にぶつかるトガシ見て、「ワイも走り直そ」って思ったわ。Official髭男dismの「らしさ」、主題歌として完璧。疾走感あるメロディーが、戦いのBGMでアドレナリン噴射。エンドロールで流れると、余韻が倍増。ワイ、劇場で聞きながら、隣の女子が「熱くなった」って泣いてて、ワイもハンカチ必須やった。レビューで「哲学的」っての多いけど、ほんまに「なぜ走るのか? どう生きるのか?」を考えさせるわ。
音響と演出のマジック:魚豊の心理描写、アニメで蘇る衝撃
アニメの醍醐味は、音と演出やろ? 岩井澤健治監督の仕事、雨の音や足音のレイヤリングが神。原作の心の声が、モノローグで丁寧に描かれてて、感情移入抜群。ロトスコープのリアルさと、アニメの流動性が融合して、100mの10秒が永遠に感じるわ。ワイの席、後ろやったから全体像見えて、スタートの緊張がビシビシ。
ワイの体験で、クライマックスの号砲で体が勝手に反応。子供の頃の大会の興奮蘇って、ワイ、ポップコーンこぼしそう。原作の露悪シーンがマイルドになったって声あるけど、ワイは映画のバランスがええと思う。初心者向けに調整した分、普遍的な感動が増したわ。むとうやすゆきの脚本も、テンポ良くて褒めたい。
ちょっと惜しい点? でもそれが魚豊の味や
正直、106分で原作全編まとめるんやから、プロ編の回想が少し駆け足かも。ワイ、原作の思想パート大好きやから、「もっと深掘りして!」って思ったわ。棒読みっぽいキャラの声もチラホラ。でも、それが人間味で、完璧すぎん方が走りの荒々しさ出てる。批判レビュー見ても、ワイは愛着湧くわ。原作と併せて楽しむのがベストやで。
まとめ:劇場で走り出せ! ワイの情熱、再点火や
ほんま、「ひゃくえむ。」は、100mに人生賭けた狂気の傑作や。魚豊の心理、ufotable級のアニメーション、ヒゲダンの音楽、全部が絡まって、ワイの心をスタートラインに立たせたわ。公開中満席続いてるし、原作未読のヤツも即劇場へ! ワイ、2回目予約したで。みんなの感想、コメントで聞かせてな。次は魚豊の新作レビュー書くわ。フォローよろしく! バイバイ~。
