おおきに! みんな、こんばんは~。大阪は天王寺あたりで、毎日エンタメ三昧の阪神タイガース大好きおっちゃんやで。今日はめっちゃ興奮冷めやらへん話、書かせてもらうわ。昨日、9月24日の夕方、なんばパークス近くのシネコンで、ウェス・アンダーソン監督の最新作「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」観てきてもうたんや。いやあ、劇場で観る映画の醍醐味、改めて実感したわ。ポップコーン片手にスクリーンに釘付け、終わったあと劇場出てきても、頭ん中があのシンメトリーな世界でぐるぐる回ってる感じ。もし「ウェス・アンダーソン 映画 おすすめ」探してる人、絶対コレやで! 家族の絆とか、ビジネスのドタバタが絡むコメディやけど、なんか心の奥底にじわっとくるんよな。今日はその感想、たっぷり語らせてや。ネタバレ控えめに、でもリアルな体験談混ぜて、みんなの映画選びの参考にせなあかんわ。
劇場で観た理由:仕事のストレス溜まった日に、ぴったりのチョイスやった
そもそも、なんでこの映画選んだん? って話やけど、俺、普段はアクションとかホラーばっか観るタイプちゃうねん。阪神の試合見て興奮したり、地元の串カツ屋でビール飲んでリラックスするのが日課やのに、最近仕事でえらいこっちゃ。IT系の営業やってんけど、プロジェクトが遅れて上司に怒鳴られまくりでさ。家族とも疎遠気味やし、なんか心がポッカリ空いた感じやったわ。そんな中、Twitter(今Xか)で「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画 予告」見かけて、ピンときたんよ。あの独特の色使いと、ベニチオ・デル・トロの渋い顔が並ぶポスターに、ふっと息抜きになりそうやなって。カンヌでスタンディングオベーション7分半もらったってニュースも見たし、日本公開直後の9月19日から劇場駆け込みや!
劇場選んだんは、なんばのTOHOシネマズや。平日夕方やのに、結構混んでてビックリ。IMAXじゃない普通のスクリーンやったけど、ドルビーアトモスの音響がええ感じで、フェニキアの街並みのBGMが体に響くわ。チケット買う時、隣の席のおばちゃんに「これ、面白いん?」って聞かれて、「絶対やで! 家族連れで観たらええわ」って勧めたら、笑顔で「ほな、行こか」って。なんか、そんな出会いからもう映画気分満喫やったわ。座席に座って、暗転する瞬間、仕事のイライラ全部忘れたで。
ストーリーの魅力:架空の国フェニキアで繰り広げられる、ドタバタ資金集めと父娘の再会
さて、本題の映画内容やけど、ネタバレせんようにサクッと。舞台は1950年代の架空の独立国「フェニキア」。レバノンあたりをイメージした、複数の都市国家が連なるエキゾチックな世界や。主人公のザ・ザ・コルダ(ベニチオ・デル・トロ)は、ヨーロッパの超大富豪で、6回も暗殺されかけたタフな男。こいつが目論むんは「フェニキア計画」って大プロジェクト。陸海のインフラをガッツリ整備して、150年先の利益を狙う、めっちゃスケールのデカい話やねん。でも、妨害工作で財政ピンチ! そこで、疎遠やった一人娘のリーズル(ミア・スレアプレトン)を後継者に任命して、二人でヨーロッパ中を旅するんよ。資金集めしつつ、母の死の真相を探る旅が、コミカルに展開していくわ。
ウェス・アンダーソン節全開やで。あのシンメトリーなカメラワーク、ポップな色彩のセット、全部が絵画みたい。フェニキアの街は、青と金がキラキラ光る感じで、観てると俺の地元大阪のネオン街みたいに賑やかやったわ。ストーリーはコメディやけど、ただ笑うだけちゃう。ザ・ザの過去のトラウマとか、リーズルの修道女生活の葛藤が、ユーモアの裏にチラチラ見えて、胸がキュッとなるんよな。クライマックスのバトルシーン(ベネディクト・カンバーバッチのヌバルおじさんとの対決!)は、アクションなのにどこか優雅で、笑いながらハラハラしたわ。「フェニキア計画 成功する?」ってドキドキが、リアルなビジネスのプレッシャー思い出させて、俺の仕事のストレスとリンクしたんよね。
キャストの輝き:ベニチオの渋さとミアのフレッシュさが最高の化学反応
キャストも豪華すぎて、目が離せへん! ベニチオ・デル・トロのザ・ザは、完璧やわ。普段のマフィアっぽい役柄とはちゃう、コミカルな富豪が新鮮。暗殺未遂のエピソード語る時の目つき、めっちゃ深くて、俺の父親像と重なったわ。うちの親父も、昔商売で苦労して、家族にえらい顔見せてたけど、結局みんなで乗り越えたんよな。ベニチオの演技見て、「おっちゃんもがんばろ」って気合い入ったで。
対するミア・スレアプレトンは、ケイト・ウィンスレットの娘やけど、修道女のリーズルがピッタリ。無垢やのに芯の強い感じが、旅を通じて成長する姿にジーンときたわ。マイケル・セラのコミックリリーフ役とか、リズ・アーメッドの投資家、トム・ハンクスのカメオ出演(!)もサプライズ満載。ウェス作品おなじみのビル・マーレイやウィレム・デフォー、ジェフリー・ライトも出てきて、ファンサービス満点や。スカーレット・ヨハンソンの声だけ出演とか、細かいとこまで凝ってるんよな。「ベニチオ・デル・トロ 演技」検索したら、みんな絶賛やで。ミアのフレッシュさとベニチオのベテラン味が、父娘の絆をリアルに描き出してるわ。
俺の個人的体験:劇場で観て、家族に連絡したくなった瞬間
ここで、ちょっと俺の話混ぜるわ。映画の途中で、ザ・ザとリーズルが初めて本音で話すシーンあったやん? あそこで、俺ポロッと涙出てもうた。なんでか言うたら、俺も子供の頃、親父と疎遠やった時期あんねん。大阪の郊外で育って、親父は仕事で東京出張ばっか。母ちゃんの死後、俺15歳の時やったけど、真相知りたくて手紙書いたことあったわ。でも、返事来んくて、諦めてたんよ。そんな過去がフラッシュバックして、スクリーン見ながら「今すぐ電話せな」って思ったわ。エンドロール流れる中、劇場出てすぐ、親父にLINE。「元気か? 最近映画観たで。話聞かせて」って送ったら、珍しくすぐ返事来て、「おお、ええ映画やったか? 今度大阪来るわ」って。ほんま、映画の力ってすごいな。劇場で観るからこそ、暗闇の中で感情が爆発するんよな。家でストリーミングやったら、こんな風に心揺さぶられへんかったかも。
それに、劇場の雰囲気も最高やったわ。隣の席の若いカップルが、笑い声で盛り上がってて、俺もつられてクスクス。終わったあと、みんな拍手喝采で、出口で感想言い合ったり。ポップコーンこぼして片付けるん面倒やったけど、そんな日常のハプニングも含めて、映画館の魅力やで。「映画館 感想 共有」みたいなん、もっと増えたらええのにね。
テーマの深み:家族再生とビジネスの教訓、ウェス流のエレガントなメッセージ
この映画のええとこは、表面のコメディの下に、しっかりしたテーマがあるんよ。家族の再生やな。ザ・ザとリーズルは、旅を通じてお互いの空白を埋めていく。母の死の謎が絡むから、ただのドタバタじゃなく、感情のレイヤーが厚いわ。俺みたいに、家族とすれ違ってる人には、刺さるはず。「父娘 絆 映画」探してる人にオススメやで。
あと、ビジネスの側面も面白い。フェニキア計画の資金集めは、投資家との交渉やら妨害やらでハラハラ。現実の俺の営業みたいで、「あ、これ失敗したらアカンな」って共感しまくり。ウェス・アンダーソンは、いつも無駄を優雅に描くけど、今回は「本物」の美術品使ってるってメイキングで知ったわ。ルノワールやマグリットの絵がセットに! そんなこだわりが、物語のリアリティを高めてるんよな。102分の短め上映時間やのに、満足感ハンパない。カンヌの反響見て、納得やわ。
欠点言うたら、ウェス初心者にはクセ強いかも。シンメトリー多すぎて、最初戸惑う人おるやろ。でも、それ乗り越えたらハマるで。俺は「グランド・ブダペスト・ホテル」からファンやけど、この新作は家族ものとして一番好きかもな。
まとめ:今すぐ劇場へ! 心のフェニキア計画、始めてみ
いやあ、書きながらまた観たくなったわ。「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」、マジで今年のベスト映画候補やで。笑いあり、涙あり、ビジュアルの美しさあり。仕事や家族で疲れた人、絶対劇場で体感してや。俺みたいに、観終わって大事な人に連絡したくなるはず。次は親父連れてリピートやな! みんなも感想聞かせてな。コメント待ってるで~。
