PR

映画「8番出口」観てきたで! めっちゃ心に刺さった話。異変探しの恐怖がハンパない

おおきに、みんな! いやぁ、ほんま最近の映画でこんなドキドキしたん久しぶりやわ。今回は、映画「8番出口」を観てきた感想をガッツリ書いていくで。タイトルだけやと、ただの地下鉄の話みたいやけど、ちゃうねん。めっちゃ深い、人生の迷路みたいな話やねん。わいはこの間、仕事終わりに梅田の映画館にふらっと入って観てしもた。普段、アクションとかコメディばっか選ぶのに、ポスターの白い通路見て「なんやこれ?」って気になって。そしたら、ええ意味でハマって、観終わって家帰ってから一晩中考えてもうたわ。ほな、たっぷり語っていくで! ネタバレあるから、気ぃつけや!

どんな映画やったん?

まず、軽くあらすじや。主人公(二宮和也さんやな)が、地下鉄の改札抜けて、白い通路歩いてるんよ。看板に「↑出口8」って書いてあるのに、いつまで経っても着かへん。最初は「方向間違えたんちゃう?」くらいやけど、だんだん変なことに気づく。同じスーツのおっちゃんが何度もすれ違ったり、壁のポスターが微妙に変わったり。そしたら、壁に「ご案内」って出てきて、「異変見つけたら引き返せ、なければ進め」みたいなルールが始まる。そこから無限ループの恐怖がガンガンくるんよ。わい、原作のゲーム知らんかったから、「なんやこれ、ホラーか?」ってビビったけど、途中から人生のメタファーみたいになって、胸がざわざわしたわ。

梅田の地下街で迷ったあの日の記憶

この映画、めっちゃ個人的な体験とリンクしたんよ。わい、大学ん時、梅田の地下街で迷子になったことあってん。友達と待ち合わせやのに、阪急のエスカレーター乗ったはずが、ぐるぐる回って同じとこ戻ってくる。時計見たら30分経っとるし、周りの人みんな普通に歩いてるのに、わいだけタイムスリップしたみたいやった。ほんまはただの方向音痴やったんやけど、あの時のイライラと不安が、映画の通路シーンとバッチリ重なった。主人公が息切れしながら歩くシーン、喘息持ちの設定やからハァハァ言うてんねんけど、わいもポップコーン食べる手止めて、観てるこっちまで息苦しくなったわ。まるで自分が出口探してる気分や。

異変探しの恐怖がハンパない

映画のキモは「異変」探しやねん。原作ゲームの再現度高いらしいけど、わいゲームやってへんから、全部新鮮やった。最初は小さな違和感、例えば蛍光灯がチカチカしたり、看板の数字がズレたり。主人公が「これ異変か?」って迷う姿が、こっちまで疑心暗鬼にさせる。一番ゾッとしたんは、女子高生のシーンや。急に話しかけてきて、「お兄さん、道知ってる?」って同じセリフ繰り返すねん。映画やから顔のアップがバーンと映るし、目が虚ろで、ほんま怖かった。わいも似た体験あって、中学ん時、心斎橋で夜遅く変なオッサンに絡まれたんよ。「お前、どっから来たん?」って何度も聞いてきて、逃げたけど今でもトラウマや。あの時の不気味さが、映画の異変とリンクして、ただのホラーやなくて心の闇を抉ってくる感じやった。

人生のループと向き合う話

中盤から、ストーリーがぐっと深まる。主人公の過去が明かされて、元カノ(小松菜奈さん)の妊娠の話が出てくる。電話で「子供おるんよ」って言われるけど、電波悪くてブツブツ切れる。あの切なさ、たまらんわ。わいも数年前、彼女と別れた時に似たことあった。東京に引っ越すタイミングで妊娠の話出たけど、仕事のプレッシャーで向き合えへんくて、逃げてもうた。今でも後悔しかないし、夢に見るわ。映画の主人公も、父になる恐怖と向き合いつつ、地下の通路で迷うんよ。少年(浅沼成くん)が現れて、一緒に脱出目指すパートは、ほんまエモい。「一緒に帰ろう」って少年が言うシーンで、わい涙腺崩壊や。あの少年、わいの内なる子供みたいで、守らなあかんのに守れへんかった過去がフラッシュバックしたわ。

「歩く男」のエピソードにグッときた

映画オリジナルで、「歩く男」のおっちゃんの話が加わってるんよ。家族のトラウマで通路に囚われた男の話や。息子に会いたいのに、怒鳴るサラリーマンになって、ループにハマる。ボレロのBGMが流れる中、繰り返す日常の虚しさが、めっちゃ響いた。監督の川村元気さん、こんなテーマをゲームの枠で描くなんて天才やろ。カンヌでスタンディングオベーションも納得や。わいの人生も、ループ感あるよな。毎日同じ電車乗って、同じ職場で同じミス繰り返して。「これでええんか?」って思うけど、抜け出せへん。映画観て、異変見つけて引き返す勇気、持たなあかんって思ったわ。

クライマックスとあのラスト

クライマックスは、8番出口に近づくシーンや。数字が1、2、3って進むんがゲームみたいでワクワクするけど、失敗するたび絶望感が増す。最後、階段が見えて、少年が引き止めるのに無視して登るシーン。あれ、衝撃やったわ。出てった先が本当の出口か、永遠のループか、曖昧に終わるんよ。わいはループエンドやと思う。だって、人生ってそんなもんやろ? 抜け出したつもりでも、また新しい迷路が待ってる。劇場出た時、梅田のネオン見ながら、外の空気が新鮮すぎて泣きそうになった。わいのループも変えよって、ほんま思ったわ。

全体の感想とおすすめポイント

全体通して、ホラー要素もあるけど、人間ドラマがめっちゃ光ってる。男性の未熟さ、父性、成長の物語やな。女性キャラもちゃんと描かれてて、小松菜奈さんの元カノ役、クールで強い感じが、わいの元カノ思い出す。別れたあと手紙で謝ったけど、返事来へんかった。あの後悔が、映画で昇華された気分や。興行収入も爆発してるらしいし、話題になるのもわかるわ。わいはリピート確定! 次は友達誘って、原作ゲームもやってみよかな。

演出の細かさもすごい。足音の反響がリアルすぎて、地下鉄乗るの怖くなったわ。津波みたいな自然災害のイメージも出てきて、予告の注意喚起あったけど、あれは心の洪水やろな。わいのトラウマで、阪神の洪水の時、家族離れ離れになった記憶がよぎった。映画は、そんな個人的な痛みを共有してくれるんよ。

テーマの深さも最高や。人生の迷宮から脱出する話やけど、結局「向き合う」ことの大切さを教えてくれる。わい、観てから日記つけ始めた。毎日一つ、異変探すんよ。仕事のストレスが異変やったら、引き返して休む。シンプルやけど、変わってきた気がする。みんなも、ループにハマってる人、観てみ。きっと何か掴めるで!

最後に

長々書いたけど、「8番出口」はただの出口ちゃう。わしらの心の出口や。次はどんな映画観よかな。またブログで書くわ! ほな、またな!