よぉ、みんな! ロック好きの俺やで。いつもは仕事の合間にビール片手にレコード回すのが日課やけど、最近ようやく映画館のシートに座って、でっかいスクリーンで音楽ドキュメンタリー観てきたんよ。タイトルは「レッド・ツェッペリン ビカミング」。レッド・ツェッペリンの結成秘話からデビューまでの軌跡を描いたヤツや。公開されたばっかやのに、チケット取るのめっちゃ苦労したわ。なんでかって? 後で詳しく話すけど、ほんまにヤバい映画やったからや。今日のこの記事は、そんな俺の生々しい感想をぶちまけるで。ツェッペリンファンなら必見、初心者もこれ読んだら劇場飛んでけよ!
なんでこの映画観に行ったん? 俺のツェッペリン愛のルーツ
まず、俺の話から始めよか。俺、子供の頃からロックにハマってて、中学ん時分に親父の古いレコード棚から『Led Zeppelin I』引っ張り出して聴いたんよ。あの「Dazed and Confused」のギターのリフが脳天直撃で、夜中までヘッドフォンでループさせたわ。高校生の頃は友達とバンド組んで、ジミー・ペイジの弓矢使った演奏真似したり、ロバート・プラントのハイトーンボーカルで喉潰したり。ほんま、ツェッペリンは俺の青春のBGMやったんよ。
大人になってからも、忙しい毎日の中で「Stairway to Heaven」を聴くと、なんか心が軽なるねん。けど、最近仕事のストレス溜まってて、ただ家でCD聴くだけじゃ物足りへんくなったわ。そこで、ツェッペリンの公式ドキュメンタリーが劇場公開されるってニュース見て、即決や。しかも、IMAXで観れるって聞いて、興奮止まらんかった。だって、ツェッペリンのサウンドは音響が命やろ? でっかいスクリーンで初期のライブ映像とか見たら、きっと魂揺さぶられるやん! そんな俺の期待値MAXで、週末に地元のTOHOシネマズへGOや。
劇場の席に座った瞬間から、タイムスリップ気分やで
映画館入ったら、もう空気感が違うねん。ポップコーン片手に席着いたら、周りもツェッペリントラベルグ着たおっちゃんおばちゃんばっかで、なんかライブハウスみたい。IMAXのスクリーンはデカすぎて、目が回りそうやったわ。暗転して、予告編終わったら、いきなりモノクロの古い映像がドーン! 1960年代のイギリス、霧雨のロンドン街角から始まるんよ。BGMはまだツェッペリンちゃうけど、ブルースのルーツみたいなヘヴィなギターが流れてきて、俺の背筋ゾワッときたわ。
この映画の魅力は、ほんまに「ビカミング」ってタイトル通り、バンドが「なる」過程を追ってる点や。ジミー・ペイジがヤードバーズから脱退して、新バンド探す話からスタート。ペイジがロバート・プラント、ジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズに声かけたエピソード、めっちゃ詳細に描かれてるねん。未公開のアーカイブ映像満載で、家族のホームムービーとか、初期のセッション風景とか、ファンなら悶絶もんやで。俺、ペイジのインタビューシーンで「こいつ天才やわ」って何回つぶやいたかわからん。
特にヤバかったんは、ジョン・ボーナムの生前音声インタビューや。ボーナム亡くなってから40年以上経つけど、未公開の肉声が劇場に響き渡るんよ。「俺ら、ただ音楽やりたかっただけや」みたいな、朴訥とした関西弁…ちゃうわ、ボーナムのウエストミッドランズ訛りやけど、なんか俺の地元弁みたいで親近感湧いたわ。ドラムのビートがドンドン鳴る中、ボーナムの笑い声が混じって、俺、涙腺緩んだで。劇場で一人で鼻すすってる俺、恥ずかしかったけど、周りもみんな静かに聞き入ってたわ。あの臨場感、家じゃ絶対味わえへん。
ライブシーンの迫力、IMAXで観て正解やったわ~鳥肌の連続
中盤からライブ映像のオンパレードや。1969年のデビュー直後のパフォーマンス、例えば「Communication Breakdown」や「How Many More Times」のフルバージョンが、オリジナル音源でガツンと流れるねん。スクリーンがでかすぎて、プラントの金髪が揺れる姿が俺の顔いっぱいに広がるわ。ドラムのボーナムがスティック叩きつける音、座席が振動するくらい低音効いてて、まるで俺もステージ前に立ってる気分や!
俺の体験で言うと、昔、学生時代にツェッペリンのトリビュートバンドのライブ行ったことあるねんけど、あの時も興奮したわ。でも、この映画の映像は本物やから、迫力の次元が違う。ペイジのギターソロで弓矢使った「Dazed and Confused」のシーン、照明のスモークがスクリーンから飛び出してきそうで、俺、思わず拳握ってたで。隣のオッサンが「うおお!」って小さく叫んで、俺もつられて「よっしゃ!」って心の中でシャウト。劇場全体が一体感あって、終わった後みんな拍手喝采やったわ。ほんま、音楽ドキュメンタリーの新境地やな。
あと、バンドの結成エピソードの裏話もエグいねん。ペイジがマネージャーのピーター・グラントと組んで、アメリカツアーぶち抜きで成功掴む過程。批評家からボロクソ言われても、ライブでファンを味方につけた話とか、俺のバンド経験思い出したわ。俺らも昔、ライブハウスで客3人しかおらんくて落ち込んだことあったけど、ツェッペリンみたいに諦めへん精神、学べるわ。ジョーンズのベースラインが地味に支えてる話とか、メンバーそれぞれのルーツが絡み合う様子が、めっちゃ感動的や。
ちょっと物足りんかった点も正直に言うで、でもそれがリアル
もちろん、完璧ちゃうよ。映画は『Led Zeppelin II』のリリースで終わっちゃうねん。1970年までやから、後の「Stairway」や「Whole Lotta Love」の全盛期はカット。パート2欲しくなるわ~。インタビューもメンバー中心で、外部の証言少なめやったけど、それが逆に本物の空気感出してると思う。監督のバーナード・マクマホンが、メンバー公認で作っただけあって、無駄なゴシップなし。純粋に音楽の力で勝負してるんよ。
俺みたいに、ツェッペリンを「神バンド」として崇めてるヤツにはたまらんけど、初心者にはちょっと地味かもな。けど、だからこそ劇場で観る価値あるわ。家でストリーミング観たら、音の迫力半減やで。IMAXの低音が体に響く感覚、説明しきれへん。俺、観終わって劇場出たら、すぐスマホで「Immigrant Song」検索してループさせたわ。次の日、仕事中も頭ん中がツェッペリンでいっぱいやった。
ツェッペリンファン必見! この映画が教えてくれたこと
この「レッド・ツェッペリン ビカミング」を観て、改めて思ったわ。ロックって、ただの音楽ちゃうねん。4人の男が運命的に出会って、世界変えるパワー生み出すんよ。俺の人生も、ツェッペリンのおかげで何回救われたか。落ち込んだ時、「Kashmir」の壮大さに励まされたり、「Thank You」の優しさに癒されたり。今、30代後半の俺が、こんなに熱く語れるんは、きっとこの映画の影響や。
みんなも、忙しい日常抜け出して、劇場行ってみ。レッド・ツェッペリンの「ビカミング」過程をスクリーンで追体験したら、きっと自分の「ビカミング」も加速するで。ファンならもちろん、ロックの歴史に興味あるヤツ、音楽で心揺さぶられたいヤツ、絶対後悔せん。俺みたいに、観た後で友達誘って語り明かしたくなる一本や。
まとめ:劇場で観てよかった、魂のロック旅やったわ
長々書いたけど、結論言うと、めっちゃオススメ! ツェッペリンの伝説の始まりを、未公開映像とメンバーインタビューで味わえるなんて、奇跡やろ。俺の人生にまた一つ、でっかい思い出刻まれたわ。次はパート2待っとるで、監督さん! みんなも、チケット取って劇場へ。ロックの神様が待ってるで~。
